初心者でも失敗しない忘年会幹事成功マニュアル
忘年会での幹事の役割
忘年会の幹事に初めて任命されたという幹事初心者の方を含め、全ての幹事の方に向けて、事前準備から当日の進行まで、失敗しない忘年会のためのポイントを詳しくレクチャーします!これだけ読めば、忘年会の成功は間違いなしの幹事向け忘年会マニュアルになります。是非、参考にして見てください。それでは、早速幹事の役割について確認します。今回は基本の役割7つを、時系列順で紹介していきます。
①日程調節。日程が決まらないと、場所の予約もできないので、まずは日程決めをしましょう。ポイントとしては、会社であれば業務に支障が出ない日にすること、また多くの人が参加できることが大切になります。そのためには、開催日の1ヶ月以上前から準備は必要です。具体的なツールとしては、"LINEのスケージュール調整機能"や"調整さん"(https://chouseisan.com/)がおすすめです。
②参加人数の確認。この時点で正確な場所は決まっていないとしても連絡する方が良いです。参加できる人数は基本ある程度変更があるものなので、先に大まかな人数を把握することが重要です。連絡の方法としては、会社であればメールなど普段使う連絡手段がおすすめです。
③予算の決定。基本は昨年や前回の予算を確認し、参考にするのが手っ取り早いです。前回で予算が足りていたのか、満足度は高かったかを、今回の参加者の人数などを加味して、確認してみましょう。
④会場の確保。ポイントとしては、貸し切りができるか、延長ができるか、キャンセル料がいつからかかるかになります。更に、コロナ禍の現状を踏まえ、きちんと対策がなされているお店かどうかも確認する必要があります。そして、もう一つのポイントとして、一週間前にはお店に予め予約の確認をしておくと、予約できてなかったというトラブルを回避することができます。
⑤料理や飲み物の手配。会場が決まったら、次は料理と飲み物などのメニュー決めになります。お店の場合は、飲み放題にするか、どのコースにするかなどを予算に合わせて考える必要があります。忘年会シーズンでは、忘年会プランを用意している飲食店も多いので、お店に確認をした上で、予約するといいでしょう。
⑥当日のプラン立案と役割分担。司会、乾杯の音頭や、締めの挨拶、スピーチが必要かも決めておきましょう。その際、誰に頼むか決め、予めお願いを済ましておくのが望ましいです。また、余興として、ゲームをやるのか、景品を用意するのかを決めましょう。景品を用意するなら早めの購入が望ましいです。また忘れがちな、写真撮影の時間や、お金の回収の時間などもこの時に忘れずに決めましょう。
⑦全体への告知と前日のリマインドメール。日時、会場、スケジュールが決まったら確定版の案内を一斉に送りましょう。この際にもう一度、出席者の確認をとります。出席者はリストにまとめておくと当時管理がしやすいです。中には、忘年会のことを前日まで忘れていた・・・なんて人もいるので、前日にリマンインドメールをしましょう。これで前日までの準備は完璧です。
次に当日の流れを説明していきます。
幹事の当日の流れ
忘年会当日、幹事の基本的な役割は、司会進行をしながら、時間配分に気を配ることです。詳しい当日の流れとしては、以下を参考にしてください。
①出席の確認、座席への移動の案内。この時、事前に用意したリストが役立ちます。
②開会の挨拶。「幹事の○○です。株式会社○○の忘年会を始めます。よろしくお願いします!」というような簡単な挨拶で、会がスタートすることを伝えましょう。
③乾杯の音頭。事前にお願いした人にしてもらいましょう。参加者は早く始めたくてうずうずしています。乾杯の音頭までは、スムーズに運ぶよう意識することが大切です。
④宴会・歓談・余興・表彰。乾杯後は料理やお酒などを楽しみながら、適宜会話も楽しみましょう。その後、頃合いを見て、イベントを開きます。イベントも進行や役割の分担を済ませておくと、スムーズに進み、メリハリのついたイベントになります。
⑤締めの挨拶。会の終わり15分前くらいに、締めの挨拶をするのが無難です。出席者の中でも、一番上の立場の人にお願いすると良いでしょう。
⑥収支報告。当日を終え、最後に領収書と集めたお金の収支を確認します。収支報告が、幹事最後の仕事になります。
最後まで、完璧にこなせば周囲の評価が上がること間違いなしなので、最後まで頑張りましょう。
よくあるトラブルの対処法
トラブルが発生した際の対処法を予め知っておくと、落ち着いて対処ができます。それでは、よくあるトラブルの対処法をご紹介します!
①ドタキャンの発生。忘年会で起こりうる1番の問題はこのドタキャン問題です。お店への連絡はもちろんですが、当日であればキャンセル料がかかるのは避けられません。事前に過去の参加の傾向を調べておくことや普段の行動を確認しておくことで、可能な限り対策をしましょう。ドタキャンしないようにメールで注意を促すことも大切です。
②盛り上がらない。なんだか盛り上がりに欠ける、別々に話していて一体感がないといったこともしばしば。こんな状況になると、決まって幹事の責任にされがちという、幹事は非常に辛い立場です。そんな事態に陥らないためには、事前の準備しかありません。予めの催し物を準備、例えば景品付きのビンゴゲームなどは誰でも参加でき、盛り上がるので、準備は必須です。
③お店が予約できていない。自分が忘れていたとなると、責任は重くのしかかります。幹事ができることといえば上記で記載した通り、実際に利用する一週間前には、予約の確認をすることです。この際に電話を受けてくれた担当者の名前を聞いておくと、完璧でしょう。また、何かの手違いで予約ができていなかった時のために、すぐの対応が可能なお店候補を何軒か調べておくと良いでしょう。
以上が予想されるトラブルとその対処法になります。幹事の皆さん、年末でやることも多く大変だとは思いますが、このマニュアルを参考に是非楽しい忘年会にしてください。